あの時の自分と今の自分① 〜学生時代の私〜

前向きストの知恵

初めまして。地方在住の「あお」と申します。現在はとある飲食店でアルバイトとして勤務しています。

私が「ヒカリテラス」と出会ったきっかけは、代表のちはるさんが出演されていたラジオ番組でした。私自身、学生時代に受けたいじめ、そして生きづらさ・苦しさを発信していくことで、今の子たちの光(少しの希望)となればと思い、活動を始めました。

学生時代に受けたいじめ(小学生から中学生にかけて)

私自身、小学校3年あたりから、いじめを受けるようになりました。

なぜ私がいじめられるようになったのか、今でもわかりません(私が思い出せないのかもしれないけれど)その後も日に日に悪質になっていくいじめ。

私の言動を真似されたり、「〇〇菌が移る」と言われて触れられたところ(肩や腕など)を払われたりと自分でも「なんで?どうして?」と思いながら過ごしていました。

〜さらにエスカレートするいじめ〜

小学校高学年になりクラス替えがあったものの、いじめはエスカレート。物を隠されるのは日常。それに加えて靴の中にテニスボールや画びょうが入れられたり、上靴を外へ投げられたりと酷くなっていくばかり。

そんな時、ある作文を書くことを課されました。
そのテーマが「社会を明るくするためには」というものでした。勇気を振り絞り自分自身がいじめられていること、いじめを無くすためにはどうすればいいのか?私なりの考えを原稿用紙いっぱいにまとめました。

そしてクラスメートの前で発表しました。読み進めていくうちに涙が止まらなくなり、読み進めるのが精一杯でした。それだけ私が受けてきた傷は大きく深いものでした。

その作文を発表して以降、いじめは無くなり、笑顔で学校生活を送り何とか小学校を卒業したのでした。

中学進学。そこで待っていたものは…

中学校に上がり地元でも生徒数の多い中学校に進学。
クラス数は、当時全学年8クラス800人以上の生徒が在籍していました。

最初のうちはクラスメートと仲良く過ごしていました。しかし、あるクラスメートが私のうわさを流したことがきっかけで環境は一変。

仲良く話した子たちが無視するようになり、それがクラス内にとどまらず学年中へと広がっていきました。

さらに同じ部活に所属していた男子から、言葉によるいじめを受けるようになりました。「気持ち悪い」「お前とろいんだ」など、言葉によるいじめを受けるようになりました。

中1の冬(3学期)、もう限界・・・と思った私は手首をハサミで切ったのです。それが初めてのリストカットでした。その日は担任が出張で不在。信頼していた副担任に生活ノートで切ったことを打ち明けました。

昼休憩に呼び出され、泣きながら話しました。しかし言われた言葉が「なんで切ったの?そんなことしたらダメだよ」と言われてしまいました。辛い胸の内を話したのに、その時の私にとっては逆効果だったのでした。

私の通っていた中学校は進級する毎にクラス替えがあり、2年にあがると新しいクラスに。1年の時から一緒だった子たちもいましたが、自分の中で仲がいい子はいませんでした。

クラスが替わっても、いじめが収まるどころかひどくなる一方でした。

クラス内で行事などを仕切る同じクラスの女子たちに小声で「いなくなればいいのにね」「なんで委員会なんてやってるんだろう」と言われる毎日。

それでも毎日、学校へ行っていました。家族にいじめられていることを知られないようにするため。

そんなある日、学校へは登校できたものの教室へ入ることができなくなり保健室へ。

先生は何も言わず仕切りのある部屋へと案内してくれました。それ以来、教室にいるのがしんどくなった時には保健室へ逃げ込んでいました。

そうでもしないと、学校内で自殺をしかねなかったから。この頃、休憩時間になると決まって3階にある教室外の渡り廊下から中庭を眺めて「飛び降りれないかな」と考えていたからでした。

中1のころからやっていたリストカットも、この時期は一番酷く切っていて休憩時間になるとトイレに駆け込みハサミで手首を切っていました。

2年生のある日、初めて母親に「学校に行きたくない」と初めて伝えました。しかし「なんで学校を休むの?そんなの、あなたが悪いんだよ」と言い放ち休むことを許してくれませんでした。

それ以降、熱があって体がしんどくても「休みたい」と言うことはありませんでした(正確には言えなかった)。

3年に上がり、スクールカーストの女子たちと別々になり、それなりに楽しく学校生活を送っていました。だけれど心の底から「楽しい」と思えぬまま中学校を卒業しました。

今の私が言えること

ここまで小学生から中学生にかけての私のことを書きましたが、「しんどかったのに何故学校を休まなかったの?」と思われるかもしれません。

一つは家族や先生にいじめられている事を心配をかけたくなかったから。

その理由は、私がいじめられていることが知られるのが怖くて自分の口から「実は学校でいじめられてるんだ」ということを言えずにいたからです。

もう一つは、本文にも書きましたが親が学校を休むことを許してくれなかったから。

この2つが要因なのかなと大人になり振り返っています。

今思えば、辛かったら学校を休んでもよかったのかなと思っています。4月を迎えると新しい学校・クラスになると思います。

そんな中で学校に行くのがしんどい・辛いと思ったら「休む」ということも一つだということを頭の片隅にでも置いておいてほしいなと思っています。

次は高校に進学してからの苦悩、そして進路で親と揉めたことなどを書いていきたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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