アセクシャルだと困る？いや、そもそも恋愛に縁が無いんです！

「アセクシャルだから」ではありません！

かつて、Twitter上であるアカウントが私について「名前はノンセクだけどプロフはアセクシャルなんだよね。で彼女がいると。」とツイートしていました。

私はTwitterのアカウント名には「ノンセク」と書いていますが、プロフィールには「アセクシャル」と書いており、さらに当時は彼女がいたので、それが矛盾していると言いたかったようです。

しかし、私はアセクシャルです。性的指向と恋愛指向とは異なるものです。恋人のいるアセクシャルも少なくはありません。

参照：https://acecommunitywestjapan.amebaownd.com/posts/12575478/

ちなみに、ノンセクシャルはロマンティック・アセクシャル（他者に恋愛的には惹かれるが性的には惹かれない指向）を示す和製英語で、アセクシャルに含まれます。

さて、タイトルでは「恋愛に縁が無い」と書いていましたが、「彼女がいたじゃないか！」とツッコまれる方もおられるかも知れません。

・・・ええ、過去形ではありますが、彼女はいました。ちなみに、当時の彼女の別れる時のセリフが、これです。

「好きでもないのに付き合ってごめんなさい。」

はい、彼女と言いつつ、実態は私の完全な片思いでした。

そう、私は完璧な「非モテ」サイドの人間です。何かの間違いで付き合ってくれる人はいても、私を好きになる方は、いないようです。

ネット上での「自称非モテ」とは、レベルが違います。彼らの多くの場合、私よりも「容姿」「学歴」「経済力」「性格」のいずれかは、良い。彼らが「モテない！」と言っている時は、ただ単に恋人を作る気が無いだけです。

私はイケメンでもなく、高校時代はテストで0点を取ったこともあり、経済力もなく、さらに性格も良くありません。

記事だけでは私の性格は判らないでしょうが、「本音しか言えない」と言う恐ろしい性格のせいで、アイドルをしている女友達が露出度の高い服を着たときに「いや貴女は、顔は美人だけど、首より下は・・・」と、本音炸裂トークをしてしまったこともあります。自分の体形を全否定されたそのアイドル、よくぞまぁ、その後も私と一緒に旅行をしたりしてくれるものです。

そんな私と比べると、ネット上の自称非モテの皆様は誰がどう見ても、私よりかは恋愛的魅力があるでしょう。恋人がいたことがあるから非モテではない、と言う理屈は通用しません。

よく「アセクシャルの恋愛は大変」と言う方がいます。しかし、幸か不幸か、私はアセクシャルであることで恋愛的に困ったことは、ありません。

私は、他者に恋愛的魅力は、感じます。恋愛において何ら障壁は無い、ただ、他者が「私に」対して一切恋愛的魅力を感じないと言う、大きな障壁があるのです。

脈なしの方が友達としては最高

非モテと言うのは、片想いの辛さを常に味わうという、恐ろしい拷問の人生を歩みます。

が、それなら非モテの人生は最悪か、と言うとそうではありません！

多くの方がご存じありませんが、非モテ男の人生には、とある特典がございます。それは何か。

「真っ当な女友達が多くなる。」

これです。非モテだと女友達が多くなります。

いや当然、非モテ男を嫌う女性は沢山います。
いわゆる「恋愛脳」の女性からは、存在しているだけでヘイトされます。もしかしたら、性別が逆転しても同じような現象は起きているかもしれません。

が、だからこそ、私の周囲の女性と言うのは、いわゆる恋愛脳では、ありません。

これは楽。恋愛的魅力でジャッジされませんので、服装や髪型とかに気を使わなくても一緒に遊んでくれます。

散髪に行くのも面倒でファッションセンス皆無な男にとって、最高の特典ですね！

脈なしの女性の方が仲良くなることはできます。ある意味、恋人以上に。

私はこの前まで付き合っていた恋人の家に行ったことは無いのに（ご両親への挨拶も出来ず・・・）、女友達の家には（本人の家にも、実家にも）泊まったことあるんですよね。

その女友達も、完璧「脈なし」で「日野君を好きになるような女と思われたくない！」と言うぐらい、私の恋愛的魅力を全否定しております。

ちなみに、非モテな私の女友達と言うのは、美人で優しい女性が多いです。モテる女性ほどいろいろな男に言い寄られてきているので、変な男とも接するのに慣れていて、非モテ男にも優しいのかもしれません。

結婚願望はあるけれども

結婚願望は、あります。強いです。

そんな私にとって、モテないのは辛い。

前の彼女には初デートで婚約を申し込んだところ、見事に断れました。

が、それ以外に非モテで困ることが無いのも事実です。

かつてある方にこう言われました。

「日野！お前、モテないと言いながら美人な女性とLine交換しとったやんけ！」

・・・待て、それは、私の女友達――の、母親だ！(笑)

こういう感じで、モテないながらも交友関係は色々と充実。恋愛脳の女性は自分から去っていくので、最初から非モテな男とも仲良くしてくれる、優しい女性しか周囲にいないと言うのも、有難いことです。

この記事を読んで「俺は非モテだけど友達はいないぞ！」と言う方、よくよく周囲を見ますと、友達になってくれる人は多いです。非モテな男の周囲にいる時点で、その方は優しい人なのですから、友達として大切に扱いましょう。

まとめ

とっても個人的な話になってしまいましたが、読んでくださりありがとうございます。

これは私の個人的な体験に基づく話ですので、全てのアセクシャルや非モテの人に該当する訳では、ありません。

しかしながら、これを読んだ非モテの皆様で人生が楽しくないと言う方、安心してくださいね。私はこんな人間なのに、良き友達に囲まれて楽しい人生を過ごしていますから！