好きなことに関する自己完結軸と社会完結軸について。

※こちらの記事はヒカリテラス代表ふくいちはるのnoteからのリライトになります。
noteはこちらから！→ https://note.com/chiharu_shv2

私がライターのお仕事を始めたての時、
とっても嬉しくって、一緒に居場所づくりの団体をしていた大好きなお姉さんに、報告をした時の話をよく覚えています。

「好きな事を仕事にすると、好きな事が好きじゃなくなってしまうって言うけど、
それは自分の世界で完結してしまう好きな事だからなんだよ。でも社会と繋がらなきゃ完結できない好きな事なら仕事にしても上手くいくって、この前ブログで読んだんだ〜。」

私はその時に好きな事には2種類あることを学びました。

自分の世界だけで完結する好きな事。
社会と繋がることで初めて完結する好きな事。
私は双方のことを、好きなことに関しての自己完結軸と社会完結軸と考えることにしました。

自己完結軸である好きな事を仕事にするのは難しい
私にとって社会完結軸である好きな事とは？
好きな事に囲まれる人生って幸せそうだなぁ。

自己完結軸である好きな事を仕事にするのは難しい

私の好きな事は、昔から「言葉」というものでした。
日本語の響きが好きだったり、どういう流れでその言葉が生まれたのかを知るのが好きだったり、物語や記事を書くことも大好きです。

それ故、言葉に関してはプライドが高いし、自分自身のアイデアは頑固として譲りません。
昔企画していたイベントの名前で、ひらがなかカタカナかで揉めたこともあるくらいです。

きっとそれくらいに、言葉に対してのこだわりが強くプライドも高くあり続け、ジェラシーすら感じてしまうのは、
私にとって、言葉という好きな事は自己完結軸だからなのだと思います。

だから私にとって、言葉を紡ぐ場所は私だけの城として守り続けていく必要がありました。
周りの人の価値観や評価によって、言葉を紡ぐ場所という私だけの城が壊されないように、評価に繋がるような数字は見ないように心掛けました。

今でも形は違えどライターをしているのは、それぞれの城にいる主人公を変えることで、自分自身を傷つけないよう工夫ができているからなのですが、

正直、前のインターン時に「もうライターのお仕事はお腹いっぱい」と思っていたのは、私だけの城がそろそろ壊れそうだという怖さ故のものでした。

それだけ、自己完結軸である好きな事を仕事にするのは容易いことでは無いということです。

いや、言葉を紡ぐのは今でも大好きなんですけどね。笑

私にとって社会完結軸である好きな事とは？

私、もっと好きな事は沢山あるはずなんです。
ただ、言葉が好きなだけじゃないと思うんです。

社会と繋がることで完結する好きな事……。
考えてみました。

例えば、
・友達の遊びやデートプランを聞いて、そのプランにあったお店を紹介すること。
・町中で歩いている人や電車に乗っている人をぼーっと眺めて、気分や状態を感じること。
・周りの人の話を聞いて、共感すること。
・友達の好きなところや素敵なところを愛と共に伝えること。（素敵なところがぐんって大きくなったり、まろやか柔らかに進化したりする過程を見守るのも好き。）
・友達のトラブルに、お節介になりすぎない程度で手を差し伸べること。

私には、友達と呼べる友達が多くないからこそ、一人ひとりの友達が大好きで大切にしたいって思ってる節があるからなのかなって。

いや、そんなことないかも。

ぶっちゃけ、初対面の人に相談されても沢山共感しちゃうしアドバイスもしちゃうなって。（思い返すとそんな事もチラホラあった）

そんな事を考えると、私にとっての社会完結軸である好きな事は「人に共感し、幸せを願うこと」になるのかなって思ったり、胡散臭いから思いたくなかったり。

でもこれは、さっきの言葉に比べると人と繋がってないと出来ない事だし、社会と繋がることで完結する好きな事だなって。しっくりくる気がします。

今は自分のHSPやエンパスという性質を考えて、共感する力をコントロール出来るまで、気軽に相談に乗らないと決めているのですが、

昔、ツイキャスに来てくれた人や、企画したイベントに来てくれた子や親御さん、高校の後輩たちの相談に乗って、ちょっとでも晴れた顔を見ると、心がふっくらしたなって思い出しました。

そして、「コーチ、コンサルに向いてるかもね」と言ってくれたネット特進のスタッフさんの言葉も。
……きっと、そういう選択肢もあるってことです！笑