「なんとなく生きづらい」はHSPかも?
 敏感さんが生きやすくなる方法!

こもれびほんだな
「特に理由があるわけではないんだけど、生きづらいんだよね…。」
「周りは気にしていないけど、人の言動を気にしちゃうのが疲れちゃう…。」

なんて、思っている方やちょっとお疲れモードの方はいませんか?

 1日中たくさんの人がいる場所にいると、帰る頃にはヘトヘト…。
 実は強い光が得意じゃなくて、照りつける太陽の光はちょっと…。
 隣で怒られている人を見たら、怒られてるわけじゃないのに辛くなった…。
 …気にしいなだけなのかな? 私だけおかしいのかな? 

もしかしたら、「HSP」という気質によるものかもしれません!まずは「HSP」とは何なのか、軽く説明していきます。

「HSP」ってなんだろう?

HSPとは、英語でハイリー・センシティブ・パーソンの頭文字をとった略称。生まれつき物事に対して感じる力が強く、刺激に敏感、周りからの刺激を感じ取りやすい人のことをいいます。

少し難しい説明は頭のすみっこに置いといて、HSPの特徴として大きく3つあります。

1つ目に、五感だけではなく、人の言動や感情に敏感に反応することは代表的なHSPの特徴です。

また2つ目、何かを知りたいと思ったら、どんどん調べものをしてとても詳しくなったり、物事を色々考えて慎重になったりと、あちこちに気付き深く考えられることも特徴的です。

そして3つ目は、人の感情を感じ取りやすいだけではなく、激しく共感できることも有名なHSPの特徴です。

このような特徴のあるHSPは、感受性や想像力が高いから、人の話を聞いたり、意見をまとめたり、曖昧なものを直感的に理解したり、具体的にするのが得意です◎

まだ少しイメージしづらいかもしれませんね!今回は簡易的なHSPチェックシートを用意しました!

チェック項目が多いほどHSPである可能性が高いです。しかしHSPが気質であることから、何個以上でHSPであるという判断は難しいので、目安として捉えていただければ嬉しいです◎

(※送信直後に回答がメールで送られきます。点数が高いほどHSPである可能性が高いです。仕様上結果は収集されてしまいますが、個人情報やメールアドレスは収集していませんので、安心してご利用くださいね♪)

【言葉の発信地ヒカリテラス】HSPチェックシート

 私が「HSP」だと気づいたきっかけ

昔、私が生きづらいと思っていた理由として、不登校時代のトラウマと体験が関係していると思っていました。実際、不登校になってから人間関係が怖くなったし、人と比べて頑張れない人間であるというコンプレックスも生まれました。

でもそれが全ての原因になるかと言えば、そうではないなとも思っていました。

例えば、

 隣でイライラしている人がいれば、同じようにイライラしてしまって疲れちゃう。
 同じように悲しい人の近くにいると、何故か心が苦しく悲しくなってしまう。
 怒鳴る先生を目の前にすると、たとえ自分自身が怒られていなくても、怖くて胃が痛くなる。
 他の人に申し訳ないからと予定を断れない、でも予定がいっぱいになった暁には全て嫌になって引きこもりたくなる。
 周りの些細な言動に反応しちゃって、色んな事に気が付いてしまう。 

それは不登校になる前から感じていたことでしたが、私が気にしすぎてしまうからだとあまり目を向けてこなかったのです。また、気にしすぎてしまう私のせいだと思っていたから、不登校や引きこもり、人間不信など、生きづらくて当然である肩書がなければ上手に説明出来ないから、あえて目を向けませんでした。

でも、不登校当事者という時代から少しずつ離れていくと同時に実は生きづらさの原因は他のところにも存在しているのでは?なんて思い始めました。

他に原因が存在している事実は認識していながらもよくわからなかったので、生きづらさの原因を曖昧にしておきながら、居場所づくりやヒカリテラスの活動を通して、自分なりに生きづらさとは何かを探究していました。

そんな時にTwitterで見つけたのがHSPという存在です。ツイートにあったHSPのチェックシートに脳内でチェックを当てはめていくうちに、私はそうなのかもしれないという感覚になりました。

昔から気にしすぎであること、自ら生きづらくしているから生きづらくて仕方がない。と思っていたけれど、HSPという存在があることでうまく付き合う方法を知ることができたり、そういう性質があることを受け入れられるようになりました。

HSPという存在とうまく付き合おうと思ってから、約1年ちょい。今の私がしている対処法をこれからご紹介していきます!

「HSP」と付き合うためにやってること!対処法4選!

対処法を説明する前に、HSPと言っても敏感に反応してしまうポイントは様々ですので、私が特に反応してしまうポイントをお伝えします。そして、その反応するポイントに対しての対処法になるので、似たようなタイプの方はお試しください◎

《私の反応しちゃうポイント》
・聴覚が敏感です。→大きな音や人の話し声、食器と食器が重なる音、物が落ちる音など。
・人との距離感に敏感です。→満員電車や人混みだと疲れがち。
・人の感情に敏感です。→人の悲しみや怒りに敏感です。近くにいると悲しくないのに、悲しくなった
りします。

1.人混みや電車内、大学構内では、ノイズキャンセリングイヤホンをつける。

私は人混みや人の多い場所に行く時、音を遮ったり、人混みを感じにくくするために、必ずイヤホンを付けています。

今はノイズキャンセリング効果の高いワイヤレスイヤホンを使っていますが、お金のない高校生時代は100均のイヤホンで音楽をガンガンにかけて過ごしていました。

カナル型という、耳栓のように奥に差し込んで使うタイプのイヤホンは密閉力があり、遮音性も高いのでおすすめです◎

ちなみに、私が使っているのは、ソニーのWF-1000XM3という機種です。ノイズキャンセリング効果が高いという口コミが多く、カナル式なので、音を遮る時にも、音楽に酔いしれる時にもピッタリです笑

2.お気に入りの香りをまとったり、持ち歩いたりすること。

これは私の趣味嗜好にもつながりますが、人の感情と自分の感情の境界を作るという意味でも香水を使っています。「この香りのする場所は私のスペース」という認識を付けると、少しずつ人の感情と自分の感情にラインを引くことができるようになりました。

また少し気分が落ちてしまったり、疲れてしまったりしたときにも、同じ香りのするものを嗅ぐことでリフレッシュ、落ち着くことができます。

私はオーガニックブランドの香水を使っていますが、柔軟剤やシャンプーなどの柔らかい香りでも同じ効果を得られますよ♪

3.モヤモヤしたときは、気持ちを書き起こす。

人の感情と自分の感情に境界線を貼るために色んな対策をしていますが、それでも私の要因ではない気持ちによってモヤモヤすることも多々あります。

そんな時は、紙でもスマホでもPCでも何でも良いのですが、とにかく今感じている気持ちを文字にして整理整頓してあげるようにしています。そうすると気持ちを見える化ができて、自分の気持ちと誰かの気持ちで分けられ、少し心が軽くなりますよ!

4.できるだけ「何もしない日」を作る

私自身、人と会って話すことやお出かけすることは大好きです。しかし、人混みや満員電車が苦手なこと、人の感情を感じ取りやすいことが理由で人一倍外出後は疲れています。

大学やバイト、友達と遊びに行くなど、そういう日ももちろんたくさんありますが、理想週に1日は「何もしない日」をスケジュールに組み込むようにしています。その日は予定をいれずに、家でまったりと過ごしたり、好きなことをしてリラックスできるように心がけています♪

マイルールとして、日にちを丸で囲んでいる日は「何もしない日」にしています!

 最後に

私自身、HSPという気質の存在を知ったのは2年前のことです。人よりも考えすぎ、気にしすぎてしまうせいだからと責めていたけれど、HSPという気質があることを知って少し安心できるようになりました。

HSPだと知ってからは、生きづらい部分を少なくするために対策を練って実践することができるようになりました。
逆にHSPの長所でもある感受性と共感力の強さを使って、このように記事を書いたり、相談に乗ったり、インターンではニーズを汲み取って企画を作ったりしています。

まだまだHSPと上手に付き合っているかと言われればわからないけど、これからも上手に付き合っていけるといいなと思っています◎

HSPの皆さんはどのような対策をしていますか?是非教えてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました